かけ猫HPのヘッダ画像

野良猫問題

CIMG3388

野良猫被害の始まり

 

 

野良猫問題の多くは野良猫が増えすぎたことが原因です。

猫の好き嫌いは人によって違いますが、野良猫の数が少なければ被害も少ないため、あまり猫が好きでない人も問題にはしません。また猫が嫌いではない人も、野良猫の数が増え被害が多くなると問題にせざるを得なくなります。

 

野良猫への餌やり

野良猫の問題は身勝手な人間が引き起こした問題であり、猫に罪はありません。しかし「かわいそうだから」という理由で餌を与え続けると、大学に住み着いた猫は繁殖を繰り返し、ますます不幸な猫を増やしてしまうことになります。また語オールデンウィークや夏期休暇、年末年始などの長期休暇期間に学内に人がいなくなると、増えた猫は餌をもらえなくなります。

一時的な感情や自分の都合だけで野良猫に餌を与えるのが本当の「やさしさ」なのかについて、今一度考える必要があります。

 

野良猫の被害

野良猫が増えると糞尿やゴミ箱あさりが増加し学内の環境も不衛生になります。また悪臭や異常な鳴き声などで迷惑を及ぼすだけでなく、人と動物の共通感染症(人にも動物にも感染する感染症)などの危険性も高まります。

日本で見られる人と動物の共通感染症は100種類あります。その中でも猫と人の共通感染症の主なものにはパスツレら症候群、ネコひっかき病、ネコ回虫症、トキソプラズマ症、サルモネラ症、皮膚糸状菌症などがあります。猫の100%近くが口の中に持っている病原菌もあるため、猫に触れるときには習性を知り、触った後は手荒いなどの衛生管理に気をつけることが大切です。猫のなかには人懐っこい猫もいるかもしれませんが、攻撃的な猫もいます。また人懐っこい猫であっても、急に噛み付いたり引っ掻いたりすることもありますので、注意が必要です。

 

動物に責任を持つ行為

「野良猫への餌やりは良くないのは分かっているが、目の前にいる猫がかわいそうで放っておけない」「野良猫に餌を与えていけないことは知っているので自分では与えない、でも他の人が与えているのをみてホッとする自分もいる」、「本当は家に連れて帰ってやりたいけど、すでに飼っているので連れてかえれない」、「野良猫に餌を与えているのは知っているけど、注意できないので見てみない振りをしている」「野良猫に無責任に餌を与えるのなんてダメだ、見たら絶対注意する」等、人それぞれの想いがあるのではないでしょうか。答えがすぐに出ないのであれば、野良猫の数はできるだけ増やすべきではない、できればゼロにするべきなのだと思います。

 

野良猫の排除

増えすぎた野良猫は保健所に連絡しても、野良犬のように対応してもらえる訳ではありません。野良犬の場合、「狂犬病予防法(第六条)」を根拠にして保健所が捕獲することが可能ですが、野良猫には当てはまりません。また「エサやり禁止」のポスター設置により、野良猫が排除できるのかについても考える必要があります。ただおとなしく飢え死にを待つなどおらず、「ゴミ箱あさり等の被害を増加させる」、「栄養不足により健康状態の悪い猫が増え学内環境が不衛生になる」等の可能性があります。さらにこの方法では、「猫が別の場所に移動する」、「餓死・病死で減る」を期待しているものであり、大学内だけがきれいになれば、他は迷惑しても良いという考えで本当にいいのかについても考える必要があると思います。

 

猫の繁殖力

猫は季節性の性周期(発情する周期)をもつ動物であり、年に1〜3回の発情期を迎えます.一般的に野良猫では、メスは年に1回発情期を迎えます。オスの場合、メスのように性周期はなく、いつでも繁殖可能になります(もっと早くから繁殖可能なオスもいます)。また猫は交尾刺激によって排卵する動物なので、発情期にメスがオスを許容し交尾が成立すれば生殖器に異常がない限り、ほぼ100%に近い状態で妊娠が成立し、子猫が生まれてくることになります。さらにオス一匹で数匹のメスとの交配可能でであるため、野良猫の繁殖を止めるには学内すべての猫に避妊手術または去勢手術をする必要があります。

 

そこで地域に住み着いた野良猫の対策として実績をあげている「地域猫活動」を参考にし、本学の野良猫を「かけ猫」と名付け、この活動をかけ猫活動」として進めていきたいと考えています。